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🎼 1万人の第九       米田幹雄

2021. 12. 15 北日本新聞「四季の窓」

 

 

🎼 第14回コンサートを終えて三井香先生からのメッセージ   2021.4.26

 

 合唱団の皆様

 

皆さん大変お疲れさまでした。私も貴重な体験をさせていただき感激しています。 あの楽譜を初めて見たとき、皆さんは「ええええーーー!!」 でしたよね(笑) でも立ち向かって行かれた勇気を尊敬します。 一歩一歩・・・3歩進んで2歩下がる・・・? コンサートを目指しコロナでもめげることなく練習に足を運び 一生懸命に歌ったことは何より大きな誇りにしてください。 本番では横島先生の大きな翼の中に抱かれているようで 不安もあまり感じることもなく集中することができましたね。 小さな努力の積み重ねが実を結びました。 先生もコンサートは大成功だった!! と言って下さいました。 私も横島先生にはメールでいつもいつも貴重なアドバイスを頂きました。 「大丈夫、大丈夫」と励まされ間違っていないことを確認しながら練習を重ねてきました。 やっと肩の荷を下ろすことができます。皆さんと横島先生に改めて感謝いたします。 ただ、コンサート終了後のご挨拶も頭が真っ白になってしまい、ちゃんとした感謝とお礼の言葉もでてきませんでした。 もっともっとしっかりとご挨拶すべきだったのに申し訳ありませんでした。 ところで、昨日団員の方からわざわざメールをいただきましたが、お名前がなくて何度か返信しても 上手くつながらなくてDocomoのmintoさんです。この場をお借りしてお礼を申し上げます。 ありがとうございました。 またいつか皆さんと一緒に歌えることを楽しみにしています。 三井 香

 

🎼第14回公演ドイツレクイエムコンサートのコメントはサブメニュー<第14回公演を終えて>をご覧ください。

 

🎼 チャスラフスカさんの思い出       米田幹雄

2016. 9. 14 北日本新聞「四季の窓」

 

 

🎼 「第九」を歌いきる      能沢一代

2013.  5 北日本新聞「読者のひろば」

 

 歌い終わったとき、鳴り止まぬ拍手と「ブラボー」の声に全身が歓喜に包まれた。一生に一度は歌いたいと思っていた「第九」。ステージに立てたことを全ての人に感謝したいと思った。

 練習の始めのころは、今どこを歌っているのかさえ分からず、ページをあちこちめくり、息は続かず、巻き舌と独特の発音に苦戦。どうしても高音部では半音下がってしまい、練習用CDをかければ子守歌のようにすぐ眠ってしまう日々が続いた。

 教本はバッグに、お守りのように入れていた。それだけでうまく歌えるわけではないが、離したくなかったのだ。

 前日のリハーサルでは手応えを感じた。演奏会当日は、それが支えとなって歌った。「よかった。来年も歌いたいやろ。歌いたい気持ち分かる。走り切った運動会のようやった。体育会系のノリやね」と花束を持って聴きに来てくれた照れ屋の夫は多弁だった。

 娘はひと言。「70歳になってもあの段、上がれるようにしといてね」

 

 

🎼 素晴らしい歌声      入善町 Kさん

2013.  5 北日本新聞「読者のひろば」

 

 誘われて「名水の里第九コンサート」に出かけました。

 コラーレのレストランで昼食の後、ホールに入場しました。今まで見たこともない大勢のオーケストラの人たち。合唱団が、すっと立って合唱が始まりました。

 高齢の方もたくさんおられるのに、素晴らしい歌声。指揮者と演奏者が一つになって、自分の体にも力がわいてくるようでした。

 演奏終了後の鳴りやまない拍手。どこでやめたらよいのか分からず、手が痛く成りました。コンサートマスターと指揮者のあいさつ、主催者とのあいさつ、どれもが心を打たれるものでした。

 クラシックのコンサートは初めてでしたが、行ってよかったです。感動をありがとうございました。

 またの演奏会を楽しみにしています。お父さん、次回は一緒に行きましょう。

 

 

 

🎼 スメタナホールでの第九      米田幹雄

 2011. 6

 

 客席にはベラ・チャスラフスカさんがいる。日本大使を始め大勢の現地の方がドレスアップしてチェコ室内フィルが奏でる厳かなベートーベンの響きに聴き入っている。いよいよ第4楽章、ティンパニの連打の後一瞬の静寂、ソリストが高らかに「おお友よ」と歌い出した。一気に集中力が高まり「国境なき合唱団」に応募した80余名と共に第九の合唱が始まった。

 定年退職を迎えた時「今後の夢」を書き出してみた。その一つが夫婦でヨーロッパの第九に参加すること。機会は思わぬところから飛び込んできた。昨年、黒部で「レクイエム」を歌った折りの指揮者・横島勝人先生からの案内だった。先生はこのチャリティーコンサートで指揮を執ることになっていた。労せず巡ったチャンスに迷わず申し込んだ。

 プラハが世界に誇るスメタナホールの響きは切れるように清明だ。遥か星座に一筋の祈りを届け、声を揃えて世界を歌う。私のバスパートは8名と心もとないが、それだけにしっかり役割を果たしている充実感がある。合唱の持つ敬虔な響きを心に感じ、壮大なフーガを経てシラーが表した歓喜「美しい神の炎」を精一杯歌いあげた。アンコール曲「モルダウ」はチェコ人の「ふるさと」。雄大な旋律は大合唱となってこだました。真っ先に立って拍手を始めたのはチャスラフスカさんだった。次々とスタンディングオベーションが広がり場内は歓呼に沸いた。

 演奏会、打ち上げ、チャスラフスカさんとの交歓、訪問地でのハプニングや旧知の友の様に感じた仲間との数々。次はどの街で歌うことになるか、楽しみが一つ加わった。

🎼 レクイエムに挑戦       米田幹雄

2010. 11. 10 北日本新聞「四季の窓」